約 1,287,704 件
https://w.atwiki.jp/83452/pages/12643.html
Episode.6 《3ばんどうろ》 園児「わぁ~い!」タタッ 先生「あんまり遠くに行っちゃダメよ~!」 園児「うん! 行こう、ヤブクロン!」 ヤブクロン「ヤブー!」 タタタッ 園児「……へえ~、ここが“ちかすいみゃくのあな”かぁ!」 ヤブクロン「ヤブヤブー!」アセアセ 園児「大丈夫だよ。ちょっと覗くだけだよ」 ヤブクロン「ヤブ~…」 園児「どれどれ…」ヌソッ 園児「…!?」 園児「わあああぁぁ…!!」 …………… ………… ……… …… … 律「この道、長いなあ…」 唯「もう疲れたよう…、休みたい~!!」 律「ああ~、まったく…」 律「でもここら辺で休めるところなんて…」キョロキョロ 律「お…、あの建物…」 ………… ……… …… … 《ようちえん》 先生「はぁーい、お茶どうぞ~♪」 唯「わぁ~い♪」 律「すみません…。いきなりお邪魔して、お茶まで…」 先生「いいのよいいのよ、“ようちえん”はみんなのものだから!」 律「みんなのもの、ですか」 先生「それに職業が幼稚園の先生だからか…この子を見ていると、つい面倒みてあげたくなっちゃうのよね」 唯「えへへ…」テレテレ 律「褒められてないぞ~」 ユリ先生「ふふ、私の名前はユリよ。よろしくね♪」 律「私は田井中律で、こっちの齧歯類が平沢唯です」 唯「ええ~!?」 ユリ先生「ふふっ」クスッ 律「はははっ!」 唯「…えへへ♪」 ドンッ!! 唯律ユリ「!!?」 「ヤブ~!!」アタフタ 唯「こ、このポケモンは…?」ピッ ポケモン図鑑『ヤブクロン、ゴミぶくろポケモン ゴミぶくろが さんぎょうはいきぶつと かがくへんかを おこした ことで ポケモンとして うまれかわった。』 唯「すごぉい、不思議なポケモンだね」 律「いやそんなことより、唯…。 コイツ、なんか慌ててないか?」 ユリ先生「ああっ! このヤブクロンはうちの園児のポケモンです!」 唯律「!」 ヤブクロン「ヤブヤブ~!」アセアセ 律「…どうしたんだ? ヤブクロン。 なにかあったのか? お前の持ち主はどうしたんだ?」 ヤブクロン「ヤブヤブ!!」アセアセ ユリ先生「そうだわ…! あの子、“ちかすいみゃくのあな”に行ったのかもしれない!!」 唯「“ちかすいみゃくのあな”?」 ユリ先生「ええ、ここからずっと西の方に行ったところにあるんだけど…。まずいわ…」 律「なにがまずいんですか? そこに何があるんですか?」 ユリ先生「うん、最近ね…あそこに怪しい人達が出入りするようになって……。園児達には近づかないように行っておいたんだけど…。 多分あの子は興味本位で探検しに行ってしまったんだわ……」 唯「りっちゃん、怪しい人達って…もしかしてプラズマ団じゃ…」 律「確信はないけど、可能性はあるな。それにこのヤブクロンの様子…」 ヤブクロン「ヤブヤブ~…」オロオロ 唯「りっちゃん!」 律「おう、唯! ユリ先生! 私達が…」 ユリ先生「シキジカ!」ボム! シキジカ「シカシカ!」 ダダッ!! 律「って、ええ!? はやっ!!」 唯「追いかけよう、りっちゃん!」 律「ああ!」 …………… ………… ……… …… … 《ちかすいみゃくのあな前》 ユリ先生「……」 唯「はあはあ…やっと追いついたぁ……」 ヤブクロン「ヤブヤブ…」ゼエゼエ 律「ユリ先生、ここが…?」 ユリ先生「ええ、ここが“ちかすいみゃくのあな”よ」 ユリ先生「シキジカ、行くわよ!」 律「待ってください!」 ユリ先生「…!!」 律「怪しい人達がいるんなら、これ以上いったら危険です!」 ユリ先生「じゃあ…どうすれば…!」 律「私が行きます!!」 ユリ先生「!」 律「大丈夫です、絶対に無事に連れて帰る!!」 律「唯、お前はユリ先生を頼んだ」 唯「分かったよ、りっちゃん!」 律「じゃあ…行ってくる! ヤブクロン、お前も来てくれ!」 ヤブクロン「ヤブ~!」 タタッ! ユリ先生「……」 ………… ……… …… … 《ちかすいみゃくのあな》 「せっかく、人があのヤブクロンを解放してやろうと思ったのによォ。 面倒なことしやがって」 園児「うぅ…」 「まあいいや。気晴らしにお前で遊ぶか」ツカツカ 園児「ひぃ…」 ボコッ! 「…!」 「グリュー!!」ドンッ 「…っと!」スッ 「グリュー!?」 律「後退しろ、モール!」 モール「グリュー…」シュッ 「…誰だ?」 律「その子を離せ!」 「生憎、俺達が解放するのはポケモンだけでねぇ」 律「…やっぱり、プラズマ団か!」 「へえ! 俺達を知っているのか! そうとも!!」 「俺サマはァ! 元ホウエン地方リーグチャンピオン!!」 ミツル「ミツル様だァ!!!」プラーズマー! 律「ミツル…!」 ミツル「……ん?」 ミツル「あっ、“黄色のカチューシャ”! お前は、『あの人』が言っていた要注意トレーナーだな!!」 律「…?」 ミツル「そういうことなら話は別だなァ…! ロゼリア!!」ボム! ロゼリア「ローゼ!」 律「このポケモンは…」ピッ ポケモン図鑑『ロゼリア、いばらポケモン ホウエン地方のポケモン。げんきな ロゼリアほど はなから いい かおりを かもしだし かいだ ひとを とても リラックスさせる。』 ミツル「ロゼリア、“ギガドレイン”!!」 ロゼリア「ローゼ!」ビュッ 律「モール、“ひっかく”!」 モール「グリュッ」シュッ ロゼリア「ローゼ!!」ビュワアア モール「」ドサッ! 律「モール!」 ミツル「ヒャハハ☆ 今までの噛ませの俺サマとは一味も二味も十味も百味も違うぜ!!」 ミツル「ポケモン側の雑魚はァ!! もう、キョウだけだぜェ~!!!」 ミツル「ロゼリア! “ヘドロばくだん”!」 ロゼリア「ローゼ!」ビュワッ 律「!!」 ヤブクロン「ヤブ~!」バッ ビチャッ! ヤブクロン「ヤブ~!」ブルブルッ 律「ヤ、ヤブクロン!」 ヤブクロン「ヤブ~!」キッ 律「…そうだよな、自分のトレーナーは自分で守らなきゃな!」 ヤブクロン「ヤブ!」 園児「ヤブクロン…!」 ミツル「へっ☆ かなうかよォ!!」 ロゼリア「ローゼ!!」ダッ! 律「ヤブクロン! “アシッドボム”!!」 ヤブクロン「ヤブ~!!」ビュッ! ロゼリア「ローゼ!?」バタッ ミツル「なっ!?」 園児「いいぞ、ヤブクロン!」 ミツル「ナメてんじゃあねえぞオオオオオオオオ!!!!」 律ヤブクロン「!!」 ミツル「サーナイトオオオオオオ!!」ボム! サーナイト「ナーイ!!」 ミツル「“サイコキネシス”ウウウウウウウウ!!!」 サーナイト「ナーイ!!」ヴオオオン!! ヤブクロン「!!」 律「や、やべえ!」 園児「ヤブクロォーン!!!」 パアアアン!! 律ミツル園児ヤブクロン「!!?」 シキジカ「シカッ…」クラッ ユリ先生「うっ……」ヨロッ… 律・園児「ユリ先生!!?」 律「ユリ先生! どうして…!」 ユリ先生「私はあの子の先生だもの…。守りたいじゃない…」 律「ユリ先生…」 ミツル「相手が何人になろうと、ぶっ倒すだけだァアア!! サーナイト! “サイコキネシス”ウウウウ!!」 サーナイト「ナーイ!!」ヴオオオン!! ユリ先生「!!」 律「…!! 唯いいいい!!!」 ダダッ!! 唯「ムー太ぁ!!」ボム! ムー太「ムウウ!」バッ ユリ先生「!」 サーナイト「」ヴオオオン! ムー太「ムウウ…!」ジリッ 律「遅いぞ、唯!」 唯「ごめんごめん、でもりっちゃんに言われた通り、ユリ先生を守ったよ!」 律「おう!」 ミツル「チッ…、次から次へとッ…!」 ユリ先生「ごめんなさい…、私……足手まといになっちゃって…」 律「……いいえ、足手まといなんかじゃないですよ」 律「ユリ先生のおかげで、あいつに勝てます!」 ユリ先生「え…?」 ミツル「戯言をッ!! どうやって俺サマに…」 ドスッ!!! ミツル「…!?」 ヤブクロン「ヤブ~!」 ミツル「ぐはっ…、いつの間に背後に……!?」 律「言っただろ、ユリ先生のおかげって」 ミツル「…ぐう……」 律「最も…そのサーナイトの体の光……“未来を予知する”レーダーだろ。 お前のサーナイトは気づいていたみたいだな」 ミツル「…!!」 サーナイト「ナ、ナイ…」ピカアアッ ミツル「サーナイトオオ…! 何故すぐに俺サマに知らせなかったァ…!!」 律「ポケモンを責めるな!! ポケモンの合図に気づけなかった自分を責めろ!! そんな奴にポケモン解放がどうとか、言われたくない!!」 ミツル「ぐ…」バタッ 律「……」 唯「やったね、りっちゃん!」 園児「ヤブクロォ~ン!! せんせぇ~!!」ブワアアッ! ヤブクロン「ヤブヤブ…」ナデナデ ユリ先生「よかった、無事で…」 園児「これからはちゃんと先生の言うこと守るよぉ、恐かったよぉ…」 ユリ先生「うん…、いい子ね…」ナデナデ 律「さあて、後はコイツを警察につきだして…」 ビュウウウッ!!! 律「!?」 ユリ先生「きゃあっ!」 園児「うう…!」 唯「す、すごい風!!」 律「ま、前が見えな…」 ヒュウウ…… 律「…あれ…? 収まった…」 唯「ああっ! あの人がいないよおっ!!」 律「なに!?」 …………… ………… ……… …… … 《ようちえん》 ユリ先生「今回は本当にありがとう。おかげでこの子もヤブクロンも無事だったわ♪」 律「いえ」 園児「また遊びに来てね!」 ヤブクロン「ヤブ~!」 唯「うん! その時はよろしくね?」 園児「おねえちゃんとバトルしてあげる!」 ヤブクロン「ヤブヤブ!」シュッシュッ! 唯「えへへ♪」 律「…それじゃあ!」 ユリ先生・園児「さようなら~!!」 ………… ……… …… … 律「……」 唯「りっちゃん、結局あの人は消えたままだけど…」 律「う~ん…」 律「まあ、また悪さするようなら私がとっちめてやる!」 唯「そうだね♪」 律「さあ、目指せ“シッポウシティ”だぁー!!」 唯「おーっ!!」 Episode.6 fin 9
https://w.atwiki.jp/83452/pages/12692.html
……… …… … ガシャンッ… 唯「……」 N「……」 唯「Nくん…、さっきの話……」 N「僕はポケモンというトモダチを人間たちから解放して、自由にする! そしてポケモンたちが完全な存在となる“理想”の世界にこの世界を変えるのさ!」 唯「そんなの…間違ってるよ…」 N「僕の考え…理解できないか。 そうか…それは残念」 N「君も、ポケモンを扱うトレーナーだね。 …チョロネコ」ボム! チョロネコ「ニャア!」 唯「…チー太!」ボム! チー太「チー!」 N「“つじぎり”!」 唯「“スイープビンタ”!」 ガキイイッ!!! N「チョロネコ、“ねこのて”!」 チョロネコ「ニャー!!」ブンッ! ドガッ!!! チー太「チー!?」 唯「チー太! …黒い球?」 N「“くろいてっきゅう”、今の技は“なげつける”だよ。もちものを投げつけて攻撃するんだ。 そして…」 チョロネコ「」シュッ! 唯「…!!」 N「チョロネコの特性、“かるわざ”!! 手ぶらになればすばやさが上がる!!」 チョロネコ「」シュッ! シュッ! シュッ! チー太「チ~!?」オロオロ N「“ねこだまし”!!」 バチイイン!!! チー太「チ~…」クラッ 唯「チー太…!」 N「“つめとぎ”から“ダメおし”!!」 ドオオオオオン!!!!! ……… …… … 律「ボルト! “スパーク”!!」 ボルト「ゼブウウ!!」バリバリッ! シルバー「!」 ピシャアッ!!!! ドサッ! キングドラ「」ガクッ シルバー「……」シュウウッ 律「どうした? もう終わりか?」 シルバー「…ふん!」ボム! リングマ「グマー!!」 律「…へっ! ボルト、“ニトロチャージ”!!」 ボルト「ゼブウウ!!」ボオオオッ! シルバー「リングマ! 受け止めろ!!」 リングマ「グマー!!!」バッ!! ガシイイッ!!!! ボルト「…!!」 ジリリ…… シルバー「……」 律「……」 律「…思い出すじゃねえか! 初めて会った時も戦ったな!!」 シルバー「……」 律「あの時は私が勝って、お前がハンカチを落として…、私が名前を間違えて……」 シルバー「……」 律「ダメか!? シルバー!! 今のお前もあの時のお前も、同じお前だ!! お前、ポケモン好きだろ!!? トレーナーで…、バトルも楽しいだろ!!」 シルバー「“はかいこうせん”!!」 リングマ「グマー!!!」 ドガアアアアアン!!!!! 律「くあっ…!」ドサアッ 「わあ!」ドタッ 律「! 唯!?」 唯「あれ! りっちゃん!? …! それにシルバーくん!?」 シルバー「……」 律「…唯、話はあとだ。今はこの場を切り抜けないと……。 そっちもその様子じゃあな…」 N「……」 唯「うん…そうだね」 ザンッ! 律「…」 唯「…」 シルバー「…」 N「…」 N「へえ…、シルバーじゃないか」 シルバー「…N」 唯律「!!」 唯律「二人は知り合い!?」 唯「シルバーくんがプラズマ団の王の知り合いなんて…」 律「!? 待てよ! シルバーが王じゃないのか!?」 唯「え? それ、どういう…」 N「なにか勘違いしているようだね。 安心してくれ。どちらも間違っていないよ」 シルバー「俺たち二人ともがプラズマ団の王だ」 唯律「!!」 N「…そうだね、シルバーに会えたことだし。今回はこれで退こう」 シルバー「…そうだな」 律「に、逃げるのかよ!」 N「…僕たちには変えるべき未来がある」 シルバー「“理想”を“真実”に、“真実”を“理想”にするために…」 N「僕は」 シルバー「俺は」 Nシルバー「チャンピオンを超える」 唯律「…!」 N「だれにも負けることのない唯一無二の存在となり、」 シルバー「すべてのトレーナーにポケモンを解放させる…」 N「君がポケモンといつまでも一緒……、そう望むなら、各地のジムバッジを集め、ポケモンリーグに向かえ! そこで僕たちを止めてみせるんだ。それほどの強い気持ちでなければ僕たちは止められないよ」 スゥ…… N「シルバー…、“真実”の僕よ…」 シルバー「N…、“理想”の俺…」 N「僕たちは二人で一つであり一つで二人だ」 シルバー「二人で伝説のドラゴンポケモンを従わせ、世界を救おう」 N「僕が“理想”…」 シルバー「俺は“真実”…」 Nシルバー「“理想”と“真実”が一つとなるとき、世界は救われ…新しく生まれ変わる」 スゥ…… 唯「あ…、消えちゃった……」 律「……」 唯「りっちゃん…」 律「唯…、私……決心したよ。これで三回目だ」 唯「…?」 律「一回目は、ただもっと強くなりたいと思って決めた!」 律「二回目は、プラズマ団に対抗できる力を手に入れるために決めた!!」 律「三回目は…」 律「澪とシルバーを助けるために決めた!!! 私は、ジムを絶対に制覇してやる!!!!」 唯「!」 律「強くなっても…あの二人を助けられる保証はないけど、でも! やれることはやりたい!! 私は、プラズマ団を倒す!! 澪とシルバーを……友達を救ってやる!!!」 唯「りっちゃん…。 ……私じゃないよ」 律「え…?」 唯「私たち! だよ、りっちゃん!!」 律「…! そうだなっ! 悪い!!」 唯「じゃあ観覧車に乗りにいこーっ!」 律「なんでだっ」 唯「えーっ、りっちゃん乗りたくないの?」 律「なんでジム制覇の話から観覧車になるんだよ…」 唯「だってーっ」 「唯先輩ー!! 律先輩ー!!」 「唯ちゃん!! りっちゃあん!!」 唯律「!」 唯「あずにゃん!」 律「ムギ!」 梓「やっと見つけましたぁ…」 紬「大丈夫だった!?」 唯「心配ないよ~」 律「ごめんな、心配かけて…」 梓「…プラズマ団のカトレアって人は?」 唯「いい人だったよね~、カトレアさん!」 梓「へ…?」 律「ああ、プラズマ団にも良い奴はいるんだな!」 唯「ってえ、カトレアさんはスパイでプラズマ団に入ってるだけだよお」 紬梓「……」 紬「なにかよく分からないけど…」 梓「大丈夫みたいですね」 律「このりっちゃんがこのくらいで命を落とすと思うな!」 梓「別にそこまでは…」 紬「それより、二人は今までどこにいたの?」 唯「“ブラックシティ”ってところ~」 梓「“ブラックシティ”…?」 律「ああ、この先にある街だよ」 唯「そこにはね、最強のトレーナーさんがいるんだよっ」 梓「最強のトレーナーですか」 紬「へ~♪」 律「ゴヨウも良い人だったよな!」 唯「うんっ」 紬梓「…!?」 紬「ゴ、ゴヨウ…?」 唯「ど、どうしたの?」 梓「今、ゴヨウって言いました…?」 唯「う、うん…」 梓「…ムギ先輩」 紬「うん、梓ちゃん」 梓「まさかイッシュ地方にゴヨウさんがいるなんて…」 律「二人とも、ゴヨウの知り合いなのか?」 紬梓「……」 梓「まあ…そんなところです」 唯律「?」 「おーい!」 唯律紬梓「!」 唯「カミツレちゃん!」 カミツレ「どこでなにしてたの?」 律「ああ、ごめんごめん。プラズマ団とか色々あってさ」 カミツレ「…この子たちは?」 唯「博物館の事件で関わった私たちの友達ですっ」 カミツレ「…。私はカミツレよ、よろしくね」 梓「あ…、あなたがカミツレさんですか。 私は中野梓って言います」 紬「琴吹紬です。よろしくお願いします~♪」 カミツレ「それで、“ホドモエシティ”のジムリーダーに連絡がついたわ。 “5ばんどうろ”に来てね、私は先に行ってるから」クルッ 律「ああ!」 唯「ありがとう~♪」 梓「先輩たちは…“ホドモエシティ”に?」 唯「うんっ、バッジをゲットしにね~」 律「リーグいくんだ! 制覇だ!!」 紬「立派だわ~♪」 梓「……」 唯「どしたの? あずにゃん」 梓「…じゃあここでお別れですね」 唯律「へ…?」 梓「もともと研究所に戻る気でしたけど…、さっきの話を聞いたらそうもいかないです」 唯「ゴヨウさんの話?」 梓「はい」 紬「そうね…。私も気になるわ」 律「じゃあ梓とムギは“ブラックシティ”へ?」 梓「はい。そうします」 律「私たちとはまったく反対方向だな…」 唯「うう~…寂しいよお~」 梓「わがまま言わないでください…。 ジム制覇とリーグ挑戦、頑張ってください!」 律「ああ!」 唯「うんっ!」 ……… …… … 律「…一緒に行くのはここまでだな」 唯「じゃあね~! あずにゃん!! ムギちゃん!!」 梓「はい!」 紬「また会いましょう!!」 バイバーイ…… ザンッ! 「『こうして四人は旅立った…。それぞれの目的を胸に秘め…。 果たして、この四人にどういった試練が待ち受けているのだろうか?』」 パタン! 「また新しい小説かい? シキミ」 シキミ「! ギーマさん…。 …いいお題が見つかりましたよ」 ギーマ「へえ…、ああいうのを見ると思い付くのか?」 シキミ「ギーマさんはどうですか?」 ギーマ「ふむ、そうだな……。 賭けるとしたら…、どちらが先に“ポケモンリーグ”へたどり着くか…だね」 シキミ「また賭けですか」 ギーマ「あきれた顔だな。賭けは楽しいのに…。 まあいいや、これからもっと楽しいことが始まるよ」 ウィーン… ピッ! ピカッ!!! ギーマ「……」 シキミ「……」 ガラッ… ギーマ「ごきげんよう、お三方」 「お前たちは…」 Episode.22 fin 28
https://w.atwiki.jp/83452/pages/12637.html
Episode.1 唯「あれ…? ここどこ…?」ムニャムニャ 律「今更かよ…」 唯「タウンマップでみればいいんだよ!」ポンッ! ガサゴソ… 唯「あ…れ……?」 唯「タウンマップはあるけど…」 唯「ない! ない!! モンスターボールがない!!!」アセアセ 律「…はあ」 唯「ど、どうしよう? りっちゃん!! ボール、どこかで落としちゃったみたい!!」 律「私もなんだよ」 唯「え…?」 律「私もモンスターボールがなくなったんだ。手持ち全部な」 唯「ええええええええええええええええええええ!!!」 律「……」 唯「ど、どうするの!? 知らないところに来ちゃってポケモンもいなくて…」 律「落ち着け、唯。まずは状況を整理しよう」 唯「……うん」 律「私達はさっきまで…実際には“さっき”かどうかも分からないけど、とりあえずさっきまではウバメの森にいた。 そしてウバメの森で謎の光を浴びて、気を失ってしまい、目覚めたらここにいた…。 手持ちポケモンは多分、森に落としていっちまったんだろ。でも図鑑があるのが唯一の救いかな」 唯「そうだね…。図鑑を落としたら大変だし…」 律「唯…。一つ気になることがあるんだ」 唯「なあに?」 律「私達が浴びた謎の光は森全体に広がっていた。なら、森にいた…澪やシルバーはどうなったのか?」 唯「あ…」 律「私達と同じように知らない土地に放り出されてるかもしれない」 唯「大変だ!!」 律「ああ。澪とシルバーを探さないとな」 唯「じゃあ早く…」 律「待て、唯。このままやみくもに探しても見つからないと思うし、それに野生ポケモンに出会ったら終了だ。 まず優先するべきは、ポケモンの捕獲だ」 唯「ポケモンを…?」 唯「でもポケモンを持ってないのにどうやって…」 律「そこなんだよなー…」ウーン… 「ハーイ! そこの少女と少女!!」 律「ん?」 唯「ふぇ?」 「なにかピピッときて、話し掛けてみたけど…なにか困ってるのかしら?」 律「…あなたは?」 アララギ「私はアララギよ! このイッシュ地方でポケモン博士をやっているわ!」 唯律「イッシュ地方!?」ズイッ アララギ「あらあら?」 …………… ………… ……… …… … アララギ「ふーむ、なるほどねぇ…。あなた達が置かれている状況、大体把握できたわ」 唯「どうもどうも長い話を…」 アララギ「ううん! いいのよ」 アララギ「んーと、まずは私の研究所に来ない? あとのことは着いて話し合いましょう!」 律「え…でも、」 アララギ「遠慮はいらないわ!」 唯律「……」 唯「じゃあ…お言葉に甘えて…」 アララギ「OK! 最高の返事よね!!」 アララギ「研究所はこっちよ!」 律「…唯、いい人がいて良かったな」 唯「へ? あ、うん!」 律「じゃあ行こうぜ」 唯「う、うん!」 タタッ 唯(うう~ん…なにか忘れてるような……なんだろう?) ………… ……… …… … 《アララギ研究所》 アララギ「ここが研究所よ!」 アララギ「どうぞ入って」カチャ 唯律「お邪魔しま~す…」 アララギ「それで、あなた達はポケモンが必要なのよね?」 律「はい」 アララギ「じゃあ私があなた達にポケモンをあげてもいいけど…、でもそれはダメね」 唯「な、なんでですか?」 アララギ「ポケモンは自分の力で捕まえなさい! ってこと」 律「自分の力で…」 アララギ「そうよ。それにあなた達、最高なもの持っているじゃない!」 唯律「??」 アララギ「その腰につけているモンスターボール!」 律「あ…」 唯「ガンテツさんにもらったやつだね」 律「これは落とさなかったのか…」 アララギ「ボール職人ガンテツ!! どの地方でも有名な職人よ! その人が作ったボールなら安心して使えるわね。性能もバッチリよ!」 律「どの地方でも…? そうだ…、このイッシュ地方ってどこなんですか? 私達、聞いたことがないんですけど…」 アララギ「あなた達はジョウトからここへ来たんだっけ? イッシュ地方はね…ジョウトやカントー、ホウエン、シンオウから見たら“外国”にあたる地方ね」 唯律「外国ぅ!?」 アララギ「そうよ。あ…でも言葉が通じないってことはないから安心して! 多種多様なポケモン・人種が集まり、それらが一種にみえる…それが“イッシュ地方”なのよ!」 唯律「……」 アララギ「まあとにかく! あなた達は早くポケモンを捕まえてきなさいっ!」 ………… ……… …… … 《1ばんどうろ》 律「ん~…でもどうやって捕まえりゃいいんだ」 唯「図鑑もアララギ博士がイッシュ版にするとかで、今はないからねえ…」 律「とりあえず、今はこのガンテツさんからもらったボールを信じるしかないな」 唯「私のは“フレンドボール”だって! りっちゃんのは?」 律「“ヘビーボール”だな」 唯「りっちゃんりっちゃん!」 律「なんだ?」 唯「私ね、捕まえたいポケモンがいるんだ!」 律「へえ、どんなポケモンだ?」 唯「研究所で偶然みたんだけどね、とってもかわいいポケモンがいたの! 私、あのポケモンを捕まえたい!」 律「でもそんなに都合よく現れるわけ…」 「チラー!」タッタッ 唯「いたあ~!!」 ダッ 律「お、おい唯!」 律「……」 律「…行っちまった」 律「まあ私も自分のポケモンを捕まえるか…」 律「さあてどのポケモンを…」 ボコッ! 律「…ん? なんだ?」 ドオオオオン!! 律「うおっ!?」 タッ! 「グリュー!!」 律「なんだこいつ…地面から!?」 律「ヒート…!って、いないんだっけ…」 「リュー!!」バッ! 律「!」 律「げほっ! くそう…“どろかけ”か…」 律「! 消えた…!?」 ドバッ!! 「グリュー!!」ギュルッ 律「! うわあっ!」ダッ 「グリュー…!」ズザザッ 律「“こうそくスピン”か! 危ねえ!」 「グリュー!」ギロッ! 律「……」 律「よし! 決めた!!」 律「お前をゲットしてやるぜ!!」 「グリュー!」 ダッ!! 律「!」 「リュー!!」ドババッ!! 律「また地面に潜った!」 律「あいつの得意技は“あなをほる”だな!」 (図鑑がないなら、自分で相手を見極めるだけだ!) 律「どこから出てくる…?」 「グリュー!!」ドバッ!! 律「! 後ろか…!」 「グリュー!」 ドガッ!! 律「ぐあっ…」ドサッ! 「グリュリュー!」ケラケラ 律「くそお…穴に落とされちまったぜ…」 律「ん…結構深いんだな」 律「…そうだ!」 コト… 律「これでよし!」 律「さて、まずはここから出ないとな」 ガッ! 律「よいしょっと…」 「グリュー!!」ババッ!! 律「!?」 律「ゲホッゲホッ!! このやろ…出てきた所を攻撃(どろかけ)するなんて…」 「グリュー!!」バッ! 律「く…“ひっかく”か!」 律「…!」ピラ… 律(かすっただけでこの切れ味…!) 「グリュー!!」ギュオッ 律「ぐあっ!」 「グリュー!」ケラケラ 律「へへ…どうした? この程度かよ。小技じゃなく、大技で向かってこい!!」 「…!!」 「グリュー…」ムカムカ 「リュー!!」ドババッ!! 律「! また地中に潜ったか!」 律「へへ……、 …かかったな!!」 「「リュー!?」」シュウウウ!! 律「お前に穴に落とされた時、“ヘビーボール”を仕掛けておいたのさ。 挑発したら見事に私の真後ろの穴から飛び出そうとしてくれたワケだ」 律「へへ…」スッ… 律「ゲットだ…!」 唯「りっちゃあん!!」タタタッ 律「ん? 唯」 唯「ポケモン、捕まえたの?」 律「ああ! バッチリだ!」 唯「すご~い!」 律「唯はどうなった?」 唯「私も捕まえたよ! すぐに懐いてきてくれて……あれ? りっちゃん泥まみれだよ?」 律(私のバトルはなんだったんだ…) 唯「?」 律「まあ無事捕まえたし。アララギ博士んとこに戻ろうぜ」 唯「うん!」 律「」タッ 唯「……」 律「…?」ピタッ 律「…どうした? 唯」 唯「りっちゃん! せっかく捕まえたんだし!」カチャッ 律「…ああ!」カチャ 唯律「いっけえ!!」 ボム!!! Episode.1 fin 3
https://w.atwiki.jp/83452/pages/12695.html
Episode.25 《ホドモエジム》 ヤーコン「ふん! 来たか。 どちらが相手だ?」 唯「私です!」 ヤーコン「ふん! さっきは威勢がよかったが、お前は挑戦しないのか?」 律「まあ私たちは二人でジム挑戦してるからな」 ヤーコン「ふん! まあいい。 では始めるぞ。ガマガル!」ボム! ガマガル「ガマー!」 唯「お馴染みのガマガル! よし、チー太!」ボム! チー太「チー!」 律「こっちもお馴染みだな」 ヤーコン「勝負は三体使用の交替戦だ」 唯「三体!?」 ヤーコン「どうした?」 唯「二体しか持ってないんです…」 ヤーコン「……。知らん! 自分でなんとかしろ」 唯「えええ!」 ヤーコン「……」 律「んじゃあ…私のポケモンを貸してやるよ」 唯「いいの!?」 律「まあ私もカミツレとのジム戦でムー太を使ったしな。 ボルトを貸すぜ」 唯「ありがとう!」 ヤーコン「ふん…早くしろ」 唯(ガマガルは水タイプだよね…。ということは電気タイプのボルトは有利!) 唯「チー太、戻って!」シュウウッ 唯「ボルト、いっけえ!」ボム! ボルト「ゼブウウ!!」 ヤーコン「……ふん! ガマガル、“バブルこうせん”!!」 ガマガル「ガマー!」ブワワワ! 唯「ボルト、“スパーク”!!」 ボルト「ゼブウウ!」ビリリッ! ドオオオン!!!! ガマガル「…!!」 唯「こうかはばつぐんだよ!」 ヤーコン「ふん!」 ガマガル「ガマー!」キッ 唯「えっ!?」 律「バカ、唯! ガマガルは地面タイプだ!」 唯「えええ!!」 ヤーコン「ふん! 何事も見た目で判断するな、ということだ。 ガマガル、“マッドショット”!!」 ガマガル「ガマー!!」バシャッ!!! ボルト「ゼブウウ…!」 唯「ああっ…! ボルト、一旦戻って!」シュウウッ 唯「ムー太!」ボム! ムー太「ムウウ!」 ヤーコン「ふん! こちらも交替だ! …メグロコ!!」ボム! メグロコ「グロッコ!」 唯「メグロコ?」ピッ ポケモン図鑑『メグロコ、さばくワニポケモン さばくの すなの なかで せいかつ。 たいように あたためられた すなが たいおんの ていかを ふせぐのだ。』 ヤーコン「メグロコ、“かみつく”だ!」 メグロコ「グロッコ!!」ダッ! 唯「ムー太、“エナジーボール”!」 ムー太「ムウウ!」ビュワッ!! メグロコ「グロッコー!?」 メグロコ「」バタッ! 唯「…あれっ?」 律「あっさりやられたな…」 ヤーコン「戻れ、メグロコ!」シュウウッ ヤーコン「ふん! 何事も無駄なことなどないんだ」 唯「?」 ヒュウウッ! 律「なんだ…? 急に風が…」 ビュオオオ!!!! 唯「きゃあっ!!」 律「な! す、“すなあらし”!?」 ヤーコン「そうだ。メグロコは散り際に“すなあらし”を起こしたのさ」 ボム! 律「! ポケモンを出したぞ!」 唯「でも…砂煙でよく見えないよ…」 ヤーコン「ふん! これが狙いだ」 ギュアアン!!! ムー太「」ガクッ 唯「え…!?」 ヤーコン「ムンナは戦闘不能だ。次のポケモンを出しな。 …まあなにを出したところで、ワシのポケモンが砂煙から襲い掛かるがな」 唯「ううっ…」ジリッ… 律「唯…!」 律(なんて戦術だ! まるで隙がない! やっぱり、あのオッサンもジムリーダー! 強い…!!) 唯「チー太!!」ボム! チー太「チー!」 ビュオオオ!!!! チー太「チー…!?」 唯「チー太! 砂煙がすごいけど、がんばって!」 ボム! ヤーコン「さあ仕掛けるぞ!」 「……」ダッ! 唯「チー太、“くすぐる”!」 ヤーコン「ふん! 効かん!!」 唯「狙いは相手に当てるためじゃないよ!」 チー太「チー!!」パッパッ! ヤーコン「…!」 律「尻尾を箒がわりに!」 唯「これで相手の姿が見える!!」 ヒュウウッ!! ガマガル「ガマー!」バッ! 唯律「ガマガル!?」 ヤーコン「ふん…、バレても変わらん! ガマガル、“だくりゅう”!!」 ガマガル「ガマッ…ガマー!?」キョロキョロ コソッ… チー太「チー!」 ガマガル「!!」 ヤーコン「いつの間に懐に…!」 唯「ガマガルは水中と地上で生活するみたいだけど、やっぱり水タイプだね。地上では少し動きが鈍いみたい…。 ましてや、“すなあらし”の中だからね!」 ヤーコン「…!」 唯「“アイアンテール”!!」 チー太「チー!」ブンッ ガキイイッ!!! ガマガル「」ドサアッ! ヤーコン「…ガマガル、よく頑張ってくれた」シュウウッ 律「すごいぞ、唯!」 唯「えへへ~」 ヤーコン「ふん! ワシの最後の一匹はこいつだ。 ドリュウズ!!」ボム! ドリュウズ「リュー!!」 唯「!!」 律「ドリュウズ…!」 唯「つ、強そう…」ピッ ポケモン図鑑『ドリュウズ、ちていポケモン はがねに しんかした ドリルは てっぱんを つらぬく はかいりょく。トンネルこうじで だいかつやくする。』 唯「もしかしてモールの進化系?」 律「ああ、そうだ。私も一度見たことがある」 唯「チー太、気をつけて…」 ヤーコン「ドリュウズ、“ドリルライナー”!!」 ドリュウズ「リュー!!」バッ ギュアアン!!! 律「この音…!」 唯「ムー太を倒したのはドリュウズだったの!?」 ヤーコン「ふん、そうだ。“すなあらし”が起こった直後に出したのはドリュウズ。そのあとすぐにガマガルに交替したがな」 ドリュウズ「リュー!!」ダダッ 律「唯! ドリュウズは地中じゃ速いけど、地上じゃあそんなに速くはない!! 潜られないように注意すれば…」 ヤーコン「どうだろうな?」 ドリュウズ「」スッ… 唯律「…!?」 ギュアアン!!!! チー太「チー!?」 唯「は、速い!!」 ヤーコン「ワシのドリュウズの特性は“すなかき”! “すなあらし”だとすばやさが二倍になる!」 チー太「チ~…」グタ… 唯「…チー太、休んでて」シュウウッ 律「唯のラスト一匹は…!」 唯「ボルト!」ボム! ボルト「ゼブウウ!!」 唯「頑張って!」 ヤーコン「……ふん、電気タイプで地面タイプに勝てると思うか?」 律「……」 唯「確かに相性は不利だけど、でも勝負に絶対なんてないよ!」 ヤーコン「…最もだな。 だが、優劣はあるものだ!」 ドリュウズ「リュー!!」ダッ! ボルト「…!」 ヤーコン「“メタルクロー”!」 ドリュウズ「リュー!!」 キンッ! ボルト「ゼブッ!?」 唯「ボルト、反撃を…」 ドリュウズ「」スッ… ボルト「ゼブッ?!」 ヤーコン「まだまだ“すなあらし”は吹き荒れているぞ」 唯「“すなかき”…!」 ヤーコン「もう一度“メタルクロー”だ!!」 キンッ!! ボルト「ゼブウウ…!!」 律「ダ、ダメだ…! 相手は“すなあらし”の中から攻撃を仕掛け、反撃しようとしても“すなかき”で上がったスピードのせいで攻撃が当たられない! しかも…!」 ドリュウズ「……」キラッ… 律「“つめとぎ”で攻撃の威力と命中率を高めて、確実にボルトにダメージを与えてる!! 攻撃されっぱなし、反撃もできないんじゃあ、勝ち目がないぞ!!」 律(どうする? 唯…!) 唯「…でも、やるしかないよ!」 ボルト「ゼブウウ!!」 ヤーコン「ふん! なにもできないのになにをやるというんだ? 寝言は寝て言え!!」 ドリュウズ「リュー!!!」バッ!! 唯ボルト「…!!」 ヤーコン「ワシの勝ちだ!! ドリュウズ、“ドリルライナー”!!!」 ドリュウズ「ドリュ…」 フワッ… ドリュウズ「リュー!?」 律「羽…?!」 ヤーコン「これは…!」 ボルト「」シュッ!! ザンッ!!! ドリュウズ「…!?」 律「ドリュウズのスピードを上回り、背後に!? すごいスピードだ!!」 唯「よ、よくわからないけどっ! ボルト、“ニトロチャージ”!!」 ボルト「ゼブウウッ!!!」ボウッ! ドオオオン!!!! ボルト「…」スタッ! ドリュウズ「」ドサッ ヤーコン「…!」 唯「か…勝ったの?」 律「やったぞ、唯!!」 唯「や、やったあ!!」 ボルト「ゼブウウ♪」ピョンピョン ヤーコン「…ドリュウズ、よくやった」シュウウッ ヤーコン「…」サッ… ヤーコン「この羽は…“しゅんぱつのハネ”か」 唯律「“しゅんぱつのハネ”?」 ヤーコン「これでポケモンのすばやさが上がるのさ」 律「それであんなスピードに…。 ……つうか、羽がなんで急に?」 唯「ああ…私が“ホドモエのはねばし”で拾ったのが、“すなあらし”で飛ばされたのかなあ」 律「拾ったのかよっ」 ヤーコン「ふん! 羽がなければ負けていたな!」 唯「あはは…それは~…」 ヤーコン「……ふん! だが運も実力のうち! くれてやろう、“クエイクバッジ”だ!!」 唯「あ、ありがとうございますっ!」 唯「やったあ♪ “クエイクバッジ”ゲットだよっ!」 律「これで五つ目かな」 ヤーコン「…そうだ、お前にこいつをやろう」 律「へ?」 ヤーコン「“ネジやま”で手に入れたものだ。ワシには必要ないからな、くれてやろう」 律「あ、ああ…。サンキュー…」 律(押し付けられたんじゃ…) 唯「なになに? 化石??」 律「みたいだな」 唯「りっちゃんばっかりずるい~!」 律「つーか、私に化石を渡されてもなあ…。復元できないし…。 梓がいればな…」 唯「そういえば、あずにゃんとムギちゃんは今どこだろうねえ?」 律「んー…、ちゃんとやってたらいいけどな。 まあ、私たちよりはしっかりしてるからな。心配はないだろ」 唯「そうだねっ」 ………… ……… …… … 《16ばんどうろ》 梓「ふうあ~、疲れました~…」 紬「大丈夫? 梓ちゃん」 梓「はい、なんとか…」 紬「ここら辺はトレーナーが多かったからね」 梓「はい…。私たち、体も鈍ってましたしね…」 紬「それで“ブラックシティ”へ行くにはこの道を行くんだっけ?」 梓「はい! ここから一本道です! この先は“ワンダーブリッジ”っていう橋がありま…」 紬「あっちの森はなに!?」キラキラ 梓「ちょ、ムギ先輩…。 …えっと、そっちは“まよいのもり”ですね」 紬「“まよいのもり”…! ミステリーの匂いが…!!」 梓「“まよいのもり”には行きませんよ」 紬「ショボン…」 梓「あ、あ、でも! これから行く“ワンダーブリッジ”も、いいところですよ!?」アセアセ 紬「そっかあ…、楽しみ♪」ニコッ 梓「」ホッ… 梓「じゃあ行きましょうか」 紬「ええ♪」 Episode.25 fin 31
https://w.atwiki.jp/monstahnta/pages/21.html
村長下位 村クエ下位の攻略情報です。 村長上位 村クエ上位の攻略情報です。 集会所下位 集会所下位の攻略情報です。 集会所上位 集会所上位の攻略情報です。 集会所G級 集会所G級の攻略情報です。 キークエスト集 村クエ下位~集会所G級のキークエ一覧です。 トレジャー トレジャーの攻略情報です。 訓練所 訓練所の攻略情報です。
https://w.atwiki.jp/83452/pages/12026.html
プロローグ 三年前のトキワシティ ???「親父!」 ???「…なんだ、シルバー」 シルバー「ロケット団なんてやめろよ! いい年して、悪事なんか働いてみっともない!」 ???「…… 子供には分かるまい」 シルバー「なにい!?」 ???「ロケット団は私の全てだ やめる気など毛頭ない」 シルバー「ふざけんなッ!」 ???「理解などしなくていい、そもそも求めていないさ じゃあな」ざっ シルバー「! ま、待て!!」 ―――――――――――――――――― 現在 マサラタウン 律の家 律「たっだいまー!」ばん! 律「……あれ?誰もいないのか?」 聡「あ、姉ちゃんおかえり~」 律「おう、聡ただいま! お前以外誰もいないのか?」 聡「んー、出掛けてるんじゃない? 俺も今さっき帰ってきたばっかりだし」 律「ん?帰ってきたって、どこから?」 聡「旅」 律「旅…? ………………ああ…!そういやお前も旅出てたんだっけ」 聡「忘れてたのかよ!」 律「ま、こっちにも色々あってさ」 聡「ふうん?」 律「ん~そうだな… 聡、母さん達に伝えといてくれ」 聡「なにを?」 律「ジョウト地方を旅するってな!」 ―――――――――――――――――― 唯の家 唯「ただいま~」がちゃ 憂「お、お姉ちゃん!?」 唯「! うーいー!!」だっ ぎゅうっ! 憂「お姉ちゃん… おかえり!」 唯「えへへ…ただいま~♪」 唯「……」 さっ 憂「?」 唯「…帰ってきてすぐにごめん 私、今度はジョウト地方へ旅をするんだ」 憂「え…」 唯「まだ…憂に頼られるまでには…… ううん、それに目標ができたんだ!」 憂「目標?」 唯「うん!来年に開かれるポケモンリーグで優勝するんだ!」 憂「!」 唯「そのためにもジョウトへ行かないとダメなの、だから…」 憂「お姉ちゃん…」 がしっ 唯「!」 憂「そうなら仕方ないよ 頑張って、お姉ちゃん!」 唯「う、うい…」ぐすっ 憂「ほら、泣かないの」 唯「えぐっ… やっぱり…ダメ……だね」ぐすっ 憂「……」 唯「えぐっ…」ごしごし きっ 唯「…行ってくるよ!憂!!」 憂「うん!」 ――――――――――――――――――― ヤマブキシティ リニアのりば 律「……」 うぃーん だだっ 唯「りっちゃん、ごっめーん!遅れちゃった~!!」 律「唯、遅いぞ!」 唯「はあはあ…ご、ごめん」ぜえぜえ 律「まあいいや とにかく行くぞ!ジョウト地方へ!!」 ―プロローグ完― ※ 現時点で唯律澪紬和は13歳、梓純憂は12歳です 1章 唯「それでりっちゃん、ジョウト地方へはどうやって行くの?」 律「忘れたのかっ」 律「ジョウトへはこのリニアで行くんだよ!」どんっ 唯「ほえ~!すごいね~!」 律「当たり前だ!なんたってシルフカンパニーが企画して作ったんだからな!」 唯「りっちゃんが自慢することじゃないよね」 律「…まっ、つべこべ言わず早く乗るぞー」 唯「うん!」 ―――――――――――――――――― 駅員「リニアパスはお持ちですか?」 律「……」 唯「……」 駅員「……」 律「えっ?」 駅員「いえ、ですからリニアパスを…」 律「そんなのがあるの?」 駅員「…はい」 律「……」 唯「……」 ―――――――――――――――――― ハナダシティはずれ マサキの家 マサキ「……」がちゃがちゃ マサキ「…ふうっ これで一段落やな!」 マサキ「あの事件の間は管理を怠ってたからな 時間かかったで~」 マサキ「とりあえず、休憩を…」 ばん!! マサキ「な、なんや!?」 律「マサキ!」唯「マサキさん!」 マサキ「! 唯はん、律はん!」 律「相談したいことがあるんだ!」 マサキ「ちゅーか、ちゃんと呼び鈴ならせや!」 律「…あ、すまん」 マサキ「んで何や、相談って」 唯「実はね…」 ――――――――――――――――― マサキ「はあ、なんや あんたらリニアパス持ってへんのかいな?」 律「おっ!マサキは持ってんのか?じゃあ貸してくれよ!」 マサキ「わいも持ってないんや」 律「持ってないんかい」 マサキ「でもまあジョウトに行くのは簡単や」 唯「ほんと?」 マサキ「ああ、ここからジョウトまでなんて鳥ポケモンでひとっとびや」 律唯「……」 マサキ「ん?」 律「いや、鳥ポケモン持ってたらいちいちリニアなんて使わねえよ」 マサキ「それもそやな んじゃあ、わいが貸したるわ」 律「マジでか! 流石マサキ!色男!」 唯「ひゅーひゅー」 マサキ「調子ええな …ほい、ピジョットや 二人なら余裕で乗れるで」 律「サンキュー!」 唯「ありがと~♪」 マサキ「かまへんかまへん そうや、まずはワカバタウンへ行ってウツギ博士んとこへ行った方がええで」 律「わかった!んじゃあな!」 唯「ばいばーい♪」 マサキ「おう!」 ―――――――――――――――――― ワカバタウン ウツギ研究所 ???「……」じー ささっ たっ ???「……」 かちゃ だっ ばたん! ―――――――――――――――――― 助手「ウツギ博士、見せたいポケモンってなんですか?」 ウツギ「うん、中にいるんだけどね…」 がちゃ ウツギ「!?」だっ がさがさっ ウツギ「あ、あれ!?」 助手「どうしたんですか?」 ウツギ「それがないんだ!そのポケモンを入れておいたモンスターボールが!!」 助手「ええ!?」 ウツギ「! 窓が開いてる…?まさか…盗まれた!?」 ―――――――――――――――――― ピジョット「」ばさばさっ 律「よっと」たっ 唯「ほい!」しゅたっ 律「ありがとな、ピジョット」 ピジョット「ピジョットー!」ばさばさっ 唯「マサキさんによろしくー!」 律「んじゃまずウツギ博士に会いに…」 ウツギ「た、大変だー!!」だだだっ 唯律「!」 唯「どうしたんですか?」 ウツギ「そ、それがポケモンを盗まれて…」 律「なんだって!」 助手「う、ウツギ博士待ってくださいよー!」 唯「! ウツギ博士…?」 律「え、あんたがウツギ博士!?」 ウツギ「え…あ、うん」 唯律「……」 ――――――――――――――――――― ヨシノシティ 律「どこだ、泥棒ー!」 唯「どろぼう~!」 律「…いねえな」 唯「泥棒って呼んで名乗り出るなら最初から泥棒なんてやってないよ、りっちゃん!」 律「お前も呼んでただろーが!」 唯「一旦戻る?」 律「…そうだn」どん!! どさっ 律「…ッ!」 唯「! 大丈夫、りっちゃん!?」 律「あ、ああ…」 ???「気をつけろ!」 律「な、なにい! そっちからぶつかってきたんだろ!!」 ???「ボサッとしているほうが悪い」 律「なにをー!?」 唯「まあまあ」 ???「…ふん、文句なら俺に勝ってからほざくんだな ヒメグマ!」ぽん! ヒメグマ「クマクマ!」 唯「か、かわいい!!」だっ 律「ゆ、唯!」 ???「寄るなァ!! ヒメグマ、ひっかく!」 ヒメグマ「」ぎろっ 唯「ふぇ?」 ヒメグマ「クマー!」しゃきん ばっ 唯「! きゃ…」律「ランス、つのでつく!」ぽん! ランス(ニドリーノ)「ニドー!」ばっ がきいいいん!! ヒメグマ「!」 律「トレーナーを攻撃するのは卑怯じゃないか?」きっ ???「……ふん、知るか! ヒメグマ、みだれひっかき!」 ヒメグマ「クマクマ!」しゃきん ざきっ ざきっ ざきっ ざきっ ざきいいっ!! ランス「!?」 ???「どうだ!」 律「…甘いな!」 ???「なに?」 ヒメグマ「クマ…」ゆらっ ???「! どうした!?」 律「私のニドリーノ、ランスの特性はどくのトゲ!体に触れた相手を毒状態にする特性だ!」 ヒメグマ「クマ…」よろよろ 律「トドメだ! ランス、とっしん!」 ランス「」だだだっ どーん!! ヒメグマ「!?」 どさあっ! ヒメグマ「」ばたっ ヒメグマは倒れた ???「…!!」 律「へへーん、どうだ!」 ???「……」ざっざっ 律「?」 ???「…よく頑張ってくれた、ヒメグマ さあ、戻ってくれ」しゅうう 唯「……」 ???「お前、名前は?」 律「へ?あー、律だけど」 唯「私は唯だよー!」 ???「……そうか」くるっ 律「って、自分は名乗らねえのかy…って行っちまった」 唯「ん?りっちゃん、あれ…何か落ちてる」 律「ホントだ…ハンカチか?」 唯「今の子が落としていったのかなあ」 律「お…名前書いてあるぞ」 唯「…英語だよ、りっちゃん!」 律「任せろ唯! ええと…シルベ…ル? おお、シルベルだ!」 唯「シルベル君か~」 律(適当に読んだけど…まあいいや) 唯「じゃあとりあえずウツギ博士のところへ戻ろっか」 律「ああ、もしかして見つけたかもしれないしな泥棒」 2
https://w.atwiki.jp/83452/pages/12688.html
……… …… … カトレア「放して!!」 律「カトレア…!!」 カトレア「このままではコクランは死んでしまうわ!! 助けにいかないと…!」 律「でも、コクランさんはお前のために…!」 カトレア「分かっています!!!」 律「!」 カトレア「でも…、コクランは……。大切な人なんです…!」 律「大切な…人……?」 律(カトレアの大切な人…、助けてほしい人ってコクランさんだったのか!) カトレア「うぅ…コクラン……」 律「カトレア! 私の背中に乗れ!! レンブは走れるな!?」 レンブ「ああ」 律「アデクさんの所へ急ぐぞ!!」 律(コクランさん…、必ず後で助けに行きます!!) ……… …… … ドサッ!! コバルオン「」ガクッ マツブサ「う~ん…」 メラルバ「モスー!!」 アデク「よくぞやった、メラルバ。 今度はこの“バリアー”を破壊するぞ」 メラルバ「モスー!!」 アデク「“かえんぐるま”だ!!」 ボオオオッ!!!! 律「アデクさーん!」 アデク「む…、律か! カトレアにレンブも…。ぬ? コクランはどうした?」 レンブ「コクラン殿は…我らを逃がすために戦っています…」 アデク「なんだと!」 律「カトレアを守るために…」 カトレア「……」 アデク「ぬう…、そうか……。 では早くここを抜け出そう。レンブ、手伝ってくれ」 レンブ「はい、師匠」 レンブ「ダゲキ!」ボム! ダゲキ「フシュー!」 レンブ「まだ未熟だが…『剛の奥義』!! どんな壁も破る、この技の前では防御技は一切無意味だ!! “かわらわり”!!!」 ダゲキ「フシュー!!」ブンッ! ドガッ!! バキイイイン!!!!!! アデク「いいぞ、レンブ! また腕を上げおったな!」 レンブ「いえ、まだまだですよ」 律「さあ、早く外に!」 アデク「ああ! …む? 律、どうした!?」 律「私はコクランさんを助けにいきます」 アデク「なにい! 無茶だ!!」 律「…」 ポン! カトレア「!」 律「コクランさん、絶対助けてやるからさ!」ニコッ カトレア「あ…」 律「じゃあ!」ダッ! アデク「律!! …早く追いかけなければ!!」 アデク(だが…、カトレアとレンブを安全な場所へ……) アデク「ぬう…」 ……… …… … ドオオオオオオオオオ!!!! コクラン「が…は……!!」 ドシャアアン!!! アカギ「ふん、なんと二匹の攻撃を受け切るとはな」 アオギリ「ふふ、しかし…」ザッザッ… ガシッ!! コクラン「…!」 アオギリ「もう終わりです」 コクラン「ムク…ホーク…、ブレイブ…バー……」 アオギリ「ふふ、ムクホークなら先程焼き払い、恐らく命を落としましたが…なにか?」 コクラン「ぐ…う……」カチャ アオギリ「…ビリジオン」 ビリジオン「ききゅああああーっ!」 ザキイイッ!!! コクラン「ぐあっ!」ドサッ! アオギリ「ボールの開閉スイッチは破壊しました。もうあなたに手はありません」 コクラン「う…あ…」 アオギリ「どうせなら美しく散りなさい。 …そうです、最後になにか言い残すことはありませんか?」 コクラン「カト…レア…お嬢……」 アオギリ「…ふ」 アカギ「テラキオン…」 アオギリ「ビリジオン!」 アカギ・アオギリ「“せいなるつるぎ”!!」 テラキオン「ぐるるおおーっ!」 ビリジオン「ききゅああああーっ!」 ドオオオオオオオオン!!!!! ……… …… … 律「はっはっ…」タッタッ アオギリ「では、帰るとしましょうか。アカギさんはマツブサを連れていってください」 アカギ「ああ」 律「お前ら!!」 アオギリ「…おや」 アカギ「……」 律「くそ! ボルト!!」 ボルト「シマー!!」 アオギリ「バスラオ、“アクアジェット”!!」ボム! バスラオ「ラーオ!!」シュバッ! ドン!!! 律「くっ…!」 アオギリ「戻りなさい、バスラオ」シュウウッ 律「…?」 アオギリ「今回はあの方に免じて、ここで引き上げましょう」タッ 律「…! コクランさん!?」ダッ! コクラン「……」グタッ 律「そんな…! 遅かったのか!?」 コクラン「…あ、あ……」 律「! コクランさん!!」 コクラン「律…様……、ですか……」 律「喋っちゃダメです! 今から助け……」 コクラン「いえ、面倒はかけれません…。それにもう長くありません……。 だから、これだけ……」 コクラン「私の代わりに…、カトレア様を……。 カトレアお嬢様を…頼み、ま…す…」ガクッ 律「コクランさ…!!」 ギュオッ!!! 律「!? もう3時間が経ったのか!!」 律「クソオ!! コクランさん!! 早く助けないと!!!」 律「コクランさああああん!!!!」 ………… ……… …… … 《ブラックシティ》 ゴヨウ「3時間を過ぎましたね。 …それにしても、“ゆめのけむり”の色が黒い……」 カトレア「……」 唯「りっちゃん…」 シュウウ… ゴヨウ「“ゆめのけむり”が消えていきます…」 ピカッ!!! ドサッ 律「う…」 カトレア「!」 唯「りっちゃん!!」 律「戻ったのか…」 ゴヨウ「…ものすごく悲惨な夢をみていたようで」 律「…そうだ……。 カトレア!! ごめん!!!」 カトレア「え…」 律「カトレアの大切な人って、コクランさんだろ!? 私…、私……!!」グスッ… 律「守り切ること…できなかった……!!!」 カトレア「…!!」 律「ごめんな…、ごめん……。コクランさんは………」 ゴヨウ「なんと……」 唯「りっちゃん…」 カトレア「……」カツカツ カトレア「あなたが自分を責めることはありません…。アタクシが未熟だったのが悪いのです」 律「そんなこと…」 カトレア「それに、コクランはアタクシを守ってくださいました。それで…よいのです」 律「カトレア…」 カトレア「すみません。アタクシの都合であなた方を巻き込んでしまって…。 さあ、あなた方をお送りします。先に外で待っていてください」 律「でも…」 カトレア「…お願いします」 律「……」 唯「……」 ガチャッ カトレア「……うう」 ゴヨウ「…カトレアさん」 カトレア「すみません…、でもアタクシ…」 ゴヨウ「はい。分かっています。 どうぞ泣いてください。私は窓の外を見ていますから…」 カトレア「すみません…」 ゴヨウ「…!?」 カトレア「…どうしました?」グスッ ゴヨウ「カトレアさん! 早く外へ!!」ガシッ! カトレア「え!? ちょっと…!」 ゴヨウ「」ガチャッ!!! 唯「あ! ゴヨウさん、カトレアさん!!」 カトレア「これは……」 律「驚いたぜ。 外出たらこんなになってるんだからさ」 唯「綺麗に咲いてるね~! なんの花かなあ?」 カトレア「なぜ…、“ブラックシティ”に花が…」 ゴヨウ「『カトレア』……」 カトレア「…え?」 ゴヨウ「ラン科の植物…、この花の名前です。まあ本来はこのような都会ではみられない植物ですがね」 カトレア「……」 ゴヨウ「…以前とは少し変わった未来へ着地したようですね」 カトレア「…綺麗」 ゴヨウ「また昔のような自然を取り戻せるといいですね…」 カトレア「はい…」 唯「お花畑~♪」 律「はしゃぐな! 子供かっ!」 唯「子供だもーん♪」 律「…ったく」 ヒュウウッ! カトレア「気持ちいいそよ風…。こんな風、この街でも吹くのですね…」 キラッ… カトレア「このお花…本当に綺麗……」 カトレア「…コクラン、あなたは私を守ると言いました……」 カトレア「コクラン、見てますか?」 カトレア「これが、あなたが守った『カトレア』ですよ…」 優しく微笑む花がそこにあった。 Episode.20 fin 24
https://w.atwiki.jp/83452/pages/12696.html
Episode.26 《ワンダーブリッジ》 紬「ここが“ワンダーブリッジ”ね~♪」 梓「はい。どんな衝撃もやわらぐように最先端の技術でデザインされた橋…だそうです。 イッシュで一番安全性に優れた橋ですね」 紬「へ~。“スカイアローブリッジ”は見たけど、ほかの橋も見てみたいわね」 梓「そうですね…。 では、渡りましょうか」 ……… …… … 梓「もうすぐ出口ですね」 紬「あれ? あれは何かしら…」 おとこのこ「……」 梓「ずいぶんと橋の端に立ってますね…」 紬「ま、まさか…! あの子…!!」 梓「え、縁起でもないこと言わないでくださいっ!! とりあえず話かけてみましょう!!」 タタッ 梓「あの、君…」 おとこのこ「……」 おとこのこ「」スッ… 梓「!?」 紬「き、消えた!?」 梓「ム、ムギ先輩! き、消えちゃいましたよ?! なにが起こって…!」 紬「お、落ち着いて、梓ちゃん…」 梓「さ、さっきのは…まさか幽霊!?」 紬「研究者である梓ちゃんの口からその単語が出るなんて珍しいわね」 梓「でもいきなり消えて…!」 「幽霊なんかじゃないぞ!」 紬梓「……」 梓「…えっ?」 「さっきのニンゲンはオイラだったんだぞ!」 紬「ポケモン…?」 梓「…“へんしん”でもしたって言うの?」 「ちょっと違うけど、そうだぞ!」 梓「そんな…、メタモンじゃあるまいし…」 「信じてないな? なら、見せてやるぞ!」 ポン!! 梓?「どうだぞ!!」 梓「わ、私!?」 紬「梓ちゃんだわ~♪」 梓「って、尻尾がついてますけど…」 紬「かわいい~♪」 梓?「これで信じてくれるな?」 梓「ま、まあ…」 紬「ごめんね?」 梓「ていうか、私の姿から早く戻って!」 ポン!! 「そうだ、まだ名乗ってなかったぞ! オイラの名前は…」 「ゾロアですね」 ゾロア「…!」 紬梓「!!」 「わるぎつねポケモン、ゾロア。 そして、思わぬゲストも…」 紬梓「ゴヨウさん…!!」 ゴヨウ「“やりのはしら”以来ですね」 梓「どうしてあなたがイッシュに!!」 ゴヨウ「まあ、そう熱くならないでください」 ゾロア「ゴヨウ! 今日はなにを持ってきてくれたんだぞ!?」 ゴヨウ「“モーモーミルク”ですよ。どうぞ召し上がれ」 ゾロア「ありがとうなんだぞ!」ペロペロ 紬梓「……」 ゴヨウ「…私はね、今“ブラックシティ”というところで修行をし、頭を冷やしています。自分がしてきた過ちを悔いてね」 梓「…そうなんですか」 ゴヨウ「……。よろしければ、“ブラックシティ”にどうぞ。なかなかいいところですよ。 では私はこれで…」 ゾロア「オイラも行くんだぞ!」 ゴヨウ「ええ、大歓迎ですよ」 タッタッ… 紬梓「……」 紬「私たちも行きましょうか」 梓「そうですね…」 梓(ゴヨウさんは自分のした事の重大さを分かってるのかな…。ちょっとやそっとじゃ罪は償えないぐらいなのに…。 ……それを確かめるためにも、行かなくちゃ) ……… …… … 《15ばんどうろ》 ザアアッ!!!! 梓「すごい雨ですね…」 紬「本当…。歩くのがやっとね…。これが異常気象ってものかしら」 梓「早く通り抜けちゃいましょう」 タタッ 「……」ヒュッ ゴロゴロ…… 「……」スッ…… ……… …… … 《ブラックシティ》 梓「着きました! “ブラックシティ”です!!」 紬「ビルが建ち並んで……るけど、お花も咲いてるわね」 梓「? 人工の花でしょうか?」 トレーナー「バルチャイ、今日はここでご飯にしようか」 バルチャイ「バルチャ!」 梓「あ、君!」 トレーナー「ん?」 梓「“ブラックシティ”の人だよね?」 トレーナー「そうだよ。なにか用かい?」 紬「ゴヨウさんって人を知ってるかしら?」 トレーナー「ああ、ゴヨウさんね…。知ってるぞ。 最近、この“ブラックシティ”に自然を増やそうという企画を立てて、資金を自ら出してるんだ」 紬「自然を?」 トレーナー「ああ。『自然を増やせば、ここも住み心地がよくなり、昔のように人々が平和に暮らせる場所になるだろう』ってね。 この街のために色々やってくれてる。いい人だよ、あの人は」 梓「いい人…」 紬「……」 「やあ、ご両人。“ブラックシティ”にようこそ」 梓「!」 紬「ゴヨウさん!」 ゴヨウ「どうぞ、私の家へ上がってください。立ち話もなんですからね」 紬梓「……」 ガチャッ ゾロア「お帰りなんだぞ!」 ゴヨウ「ええ、ただいま」 紬梓「……」 ゴヨウ「…」 梓「なぜゴヨウさんが…」 ゴヨウ「……。先程言ったとおり、シンオウでの自分の罪を償おうとね」 紬「自然を増やすことでですか」 ゴヨウ「…それについては事情がありまして」 梓「?」 ゴヨウ「…プラズマ団と呼ばれる組織をご存知ですか?」 紬梓「!!」 ゴヨウ「ふふ、やはりご存知でしたか。あなた方は悪をくじくべき宿命を背負っているようですね」 紬「……」 梓「今度はプラズマ団に転向ですか?」 ゴヨウ「はは、そんな恐い顔をなさらないでください。 プラズマ団に所属するなんてとんでもない。むしろプラズマ団は私の仇です」 紬梓「仇…?」 ゴヨウ「そうです。私は直接的には関わっておりませんが、実はここ“ブラックシティ”はですね。昔は今よりももっと自然が溢れる、“ホワイトフォレスト”と呼ばれる森だったのですよ」 紬「それがどうしてこんな都会に?」 ゴヨウ「まあ時代が変わるにつれ、都会になっていったのですが…それよりも明確な理由があるのですよ」 梓「…なんですか?」 ゴヨウ「“ホワイトフォレスト”は美しい自然が溢れ、多くのポケモンが住んでいた。しかしプラズマ団により、そのすべてが破壊されたのです」 紬梓「!!!」 ゴヨウ「私もそのことはここに住みはじめた時に初めて知りました。 そしてフツフツと怒りが込みはじめた…。かつてのここの写真を見てね。 私は誓いました。償いではなく、ただ純粋にこの街…いえ昔の森を取り戻したいと! 確かに私は悪事を働いた。しかし、この気持ちは本物なのです!!」 紬「…ゴヨウさん」 梓「……」 ゾロア「ゴヨウは本当にこの街のためにやってくれてるんだぞ!」 梓「ゴヨウさん、あなたは…」 バアアン!!!! 紬梓ゴヨウゾロア「!!?」 「「プラーズマー!!」」 下っ端1「ここがゴヨウの家であってるな!?」 紬梓「プラズマ団…!」 ゴヨウ「私がゴヨウです! 私に何の用で…」 スッ 下っ端2「お前に用はねえよ」 ゴヨウ「!?」(いつの間に移動した…!?) ガシッ!! ゾロア「うああっ!」 梓「ゾロアが…!」 下っ端2「へへ、用があるのはこいつだよ」 紬「ゾロアを放しなさい!!」 下っ端2「おっと! なにを言おうと構わねえが、近付いたらゾロアがどうなるか…分かってるよな?」 紬「う…」 下っ端1「よし、行くぞ!」 下っ端2「おう!」 ダダッ! ゴヨウ「く…!」 梓「追いかけましょう!」 紬「もちろんよ!」 ……… …… … 《まよいのもり》 下っ端1「ふう、奴ら追ってくるかな?」 下っ端2「そりゃあな…。まあその前にコイツをゲーチス様に差し上げて、解放させてもらえば任務完了だ」 ゾロア「は、放すんだぞ…!」ジタバタ 下っ端2「暴れるんじゃねえよ、うぜえな!!」ドガッ! ゾロア「…ッ!」 下っ端2「おとなしくしてろ」 下っ端1「…にしても、ここ隠れる場所がないなあ。森だというから逃げてきたのによ」 「“まよいのもり”という名称だけで判断したようですね」 下っ端たち「…!」 ゴヨウ「この森は構造自体は複雑ではないのに、何故か迷いやすいと言われているのですよ」 下っ端1「もう追いついたのか!」 ゾロア「ゴヨウ!!」 ゴヨウ「今助けます! エーフィ!!」ボム! エーフィ「フィー!」 ゴヨウ「サイコキネ…」 パアアアン!!! エーフィ「…!?」 ゴヨウ「なんです!?」 下っ端1「ククク…」 ゴヨウ「…!」 下っ端1「なにが起こったか分からないか?」 下っ端2「ククク…、分からないから驚いているんだろォ?」 下っ端1「ククク、そうだな」 紬梓「ゴヨウさん!!」タタッ ゴヨウ「! 梓さん、紬さん、来てはいけません!!」 パアアアン!!!! 紬梓「うわあっ!?」 ゴヨウ「ああっ!」 紬「なに…!?」 梓「そこの草陰になにかいます! さわちゃん、“みやぶる”!!」ボム! さわちゃん(サワムラー)「ダーイライ!」 キイイン!!! ガサッ! 梓「正体を現せ!!」 「チムー!」 「チミルー!」 紬「あのポケモンは…?」 32
https://w.atwiki.jp/elthing/pages/66.html
ネタバレ注意(一応) 30Fまで到達することと、 30Fを攻略すること、では少々立ち回りが異なる。 30Fだけの攻略を考えるのであれば うどんげの耳(てゐの耳) 一掃系(夢想封印、二重結界等) 回復及び補助系の札、薬 があればぶっちゃけた話攻略できる。 うどんげの耳さえあれば湧いてくる雑魚は1確になるはずなので 初めに耳系以外の雑魚を一掃することを考えることになる。 攻略手順は ①耳系以外の雑魚一掃 ↓ ②召喚のスキマ破壊 ↓ ③中央のスキマ破壊 ※斜めからの弾幕で完封可能 ↓ ④湧いてくる雑魚を倒しつつ、紫にヒットアンドアウェイ。(殴り以外は効かない?) ① 一番安定なのは夢想封印x2。これだけでスキマ以外は一掃できるだろう。 ここを乗り切ればほぼ勝ち確と言ってもいい。 厄介なのは遠距離攻撃してくる「永琳」と「うどんげ」系。 睡眠、毒、混乱等の状態異常付加がうざすぎるので こいつらをさっさとどうにかしたい。 加速薬、場所替え、囮、爆睡、混乱などが有用。 範囲内にいるようなら二重結界や八方も選択肢としてあり。 雑魚は無限湧きするので弾幕Pにこまることはない。 ② 2つあるうちは敵の手数に追いつかないこともあるので 万一にそなえての回復系は持っておいてそんはない。 沸いたら倒しを順当に繰り返しながらダメージを与えていけば 特に問題なく倒せるはず。 当たり前だが、沸いた雑魚を1確にできる火力は最低限必要。(うどんげの耳) ③ 左:左側90度の岩の間から弾幕 右:右の岩陰、上側から弾幕 中央:右の岩陰、下側から弾幕 これだけ。 ④ 隣接するか、攻撃を加えるかしなければ 紫がこちらに対して攻撃をすることはない模様。 雑魚が無限湧きするため、あんまりギリギリで殴りすぎると 思わぬ事故が起きる可能性も。焦らず余裕を持って戦いたいところ。 攻撃は物理以外は食らってるのかちょっと分かりません。 真正面にいれば反撃されてもその場に戻るのでHPの許す限り殴りあうことが可能。 やばそうになったら下がって足踏みなどでHPを回復して・・・のローテーション。 満腹度対策におはぎなどがあるとよし。 おいしい水や茶葉などの素材があるならその場で作ってしまえば良い。 余談だが、状態異常は有用? 武器の目潰しは有効で目潰し状態の間は反撃が殴りになるため、少し楽。少しだけだけど。 もし余裕があるなら合成かにとり系で武器に暗をつけておくと良いかも。 とまぁ大体こんなところ。 30Fに到達するまでの攻略、という観点では とにかく耳を入手できるかが鍵。 耳系の敵は道中も多いのであって困ることはないです。 その他あると便利なのは幽特攻武器とか。半霊とかも真っ二つなので。 防具はドラゴンプレート、ミニ八卦炉あたりが便利。 前者はにとり系の位置が掴めるし、後者は幽々子や魔理沙系に強い。 お守りはエア巻物や地図がかなり便利。懐中時計、鬼の杯なども汎用性高め。 万一に備えて身代わりや蛇と蛙の髪飾りあたりはあるとかなり嬉しいところ。 スペルは夢想封印はなるべく温存したいが、他は割りとどうでも。 拡張は合成、変化、倉庫あたりに使うのが無難だが、 どうしてもな時は保存や調合で手打ちしましょう。 薬は加速>睡眠>毒薬=鈍速>逆行>混乱>狂化=お酒みたいな印象。 玉露はできればあぶない薬と混ぜて加速にしたい。 それ以外は基本ゴミなのでお好きにどうぞ。 序盤死にそうなら緑茶はどんどん飲みましょう。どうせゴミです。 スキマは保存、合成、倉庫、変化、調合、素材あたりは優先したいところで 次点心、消化、スペアあたりか。 これ以外はぶっちゃけなくてもいいです。 運良く倉庫のスキマが手に入った場合は 上記アイテムなどを重点的に送って行きたいところ。 その他の札系は1vs1ではそれなりに有用だが 沸きの激しい30Fでは焼け石に水程度の効果しかない。 ただ、道中の攻略が楽になるのは事実であるため、 入手した場合は保存のスキマ等に入れて携帯したい。 使える札としては 遠離(距離を取って弾幕ゲー化。半霊もノックバックダメージで撃破できる) 無能(様々な場面で有用。永琳系やパチュリー系などに) 低速(強敵もヒットアンドアウェイで楽々。汎用性が高い) 不幸(敵弱体化。こちらも汎用性高め) 変異(鬱陶しい敵にはこれ。Lvupした敵もフロア内の種類に強制変換できる) 八意湿布(張るで即座に状態異常を治す。携帯しておくと万が一に安心) 火水木金土日月(ランダム効果だが割りと万能) それなりに使える札 結界(緊急時用。遠離の代用としても使えるが弾幕は貫通しない) 招雷(序盤は使えるが後半は火力不足気味) 金縛り(敵を一時停止させる。緊急時用) 場所替え(緊急時用。使いどころが少々難しい) 正直微妙な札 怨返し(ぶっちゃけゴミ。他の薬でも携帯した方がマシ) 幸運(鈍足等と合わせて一気にLVUPしたいとか無い限りは必要なし) 呪詛返し(限定的すぎる。予防する前に殲滅しましょう) 30F行くまでに1日、 2日目2回目の到達で敵の動きをみつつ、攻略法開発。 3日目上記要点を考えながら攻略してなんとか突破できたんこぶ。
https://w.atwiki.jp/m-kingdom/pages/11.html
ボス攻略 ボス攻略 ボス攻略に向けた下準備まずはレベルを上げる 回復アイテムをたくさん持つ けど回復手段を充実させよう 弱点を突こう フィンクスの情報を活用せよ 第1話カフィ 第2話ジェイドイーター カーバンクル プレイヤー 第3話オボロビ エンシェントフィッシュ 双魔 聖羅 ミルル 第4話 * * * *インダストリィ 第5話 * * * *ラスカー 第6話 * * * *イクシア 最終話メイジェル アバドン サマエル カスンテ セト EXCEEDムエン 飛焔 ギルディオン アスタルト 最終話・裏撃鉄のカフィ 陽炎のプレイヤー 悪夢のミルル 魔神のインダストリィ 背徳のラスカー 禁獄のイクシア スピア ボス攻略に向けた下準備 まずはレベルを上げる 章末のボスやストーリー最終章のボスを除いて原則として推奨レベルが設定されています。 まずはそのレベルまでレベルを上げましょう。 10の倍数のレベルになると特技を覚えるのでそこまで上げるのもいいでしょう。 回復アイテムをたくさん持つ このゲームではアイテムを最大10個まで持つことができます。 補充も秘密基地にある道具屋でお手頃価格で購入でき緊急依頼をこなすだけでもお金は十分に貯まります。 アイテムは惜しまず使いましょう。 けど回復手段を充実させよう ボスによってはアイテムが使えなかったり、節約したほうが望ましい場合もあります。 回復魔法や回復技を覚えさせるとアイテムが無くなって詰んだという事態を回避できます。 回復役として特に優秀なのはプレイヤー、ミルル、ルルカの3人です。 弱点を突こう ボスにはほぼ必ず弱点となる部分があります。 ある属性値が極端に低かったり、状態異常にかかりやすかったり。 スピアの照魔の瞳、ミルルのノーテスライト、ラスカーのマインドアイでステータスを確認できます。 それを活用して弱点を見極めていきましょう。 フィンクスの情報を活用せよ フィンクスは一部のダンジョンを除く全てのダンジョンの情報を提供してくれます。 ボス情報も提供してくれるのでそれを生かしていきましょう。 第1話 カフィ カフィ ♂ ボス HP MP 攻撃 防御 魔攻 魔防 素早さ 邪心指数 4730 3870 357 122 263 107 342 20 炎 水 風 土 雷 氷 光 闇 50 -50 0 0 0 0 0 0 経験値 80 お金 500G 行動パターン デュアルドライブ ファイアボール アタック のいずれか HPが50%になるとレイジングビート ミラージュナックル ヒートコンダクション 攻略 相手は攻撃しかしてこないので戦闘不能にならないように攻撃していけば良い。 第2話 ジェイドイーター ジェイドイーター ♀ ボス HP MP 攻撃 防御 魔攻 魔防 素早さ 邪心指数 8576 5360 434 271 142 271 271 40 炎 水 風 土 雷 氷 光 闇 0 0 0 50 -50 0 0 0 経験値 112 お金 1000 行動パターン アンチロブスト アタック まばゆい光 スモーキールーブル ジュエルイート(土属性値が高いほど威力UP) カーバンクル カーバンクル ♀ ボス HP MP 攻撃 防御 魔攻 魔防 素早さ 邪心指数 8875 10650 110 266 560 675 450 0 炎 水 風 土 雷 氷 光 闇 0 0 0 0 0 0 0 0 経験値 160 お金 2000G 行動パターン 紅焔のルビー 蒼海のサファイア 慈愛のエメラルド 烈日のアンバー 6ターンごとにレフレクトレーザー プレイヤー プレイヤー ♂ 「自」の魔物 ボス HP MP 攻撃 防御 魔攻 魔防 素早さ 邪心指数 12540 15048 174 200 610 661 479 10 炎 水 風 土 雷 氷 光 闇 0 0 0 0 0 0 50 -50 経験値 240 お金 800G 行動パターン スペクトルフィールド 水面のプリズム―万華鏡― 発動後 光ノ珠 アクアソーサー ウィンドカッター ラウンドシールド(本体のみ) ティンクルアロー 本体以外を撃破したら上に戻る 第3話 オボロビ オボロビ ♂ ウルフ HP MP 攻撃 防御 魔攻 魔防 素早さ 邪心指数 15080 14040 728 267 761 943 90 炎 水 風 土 雷 氷 光 闇 0 0 0 0 0 0 0 0 経験値 300 お金 800G ドロップ 変化の葉 行動パターン 妖術―影人形― フレイムウインド シャドーソーイング 妖術―狐火― 忍術―霧隠れ― インビジブルストーカー エンシェントフィッシュ 双魔 聖羅 聖羅 ♀ 「陽」の悪魔 ボス HP MP 攻撃 防御 魔攻 魔防 素早さ 邪心指数 15080 19825 1323 882 441 882 521 0 炎 水 風 土 雷 氷 光 闇 0 0 0 0 0 0 50 -50 経験値 440 お金 1200G ドロップ ― 行動パターン ノーザンクロス 星天突き 北斗七連突き 5ターンごとに結界破 サザンクロス 体力が減ってくると奥義 攻略 ノーザンクロスは物理技のダメージをサザンクロスは魔法技のダメージを無効にする。 攻撃力が高水準なので一撃で戦闘不能になりやすい。 推奨レベルは22だが結界の特性を理解して臨機応変に戦えば20でも十分に勝てる。 ミルル 第4話 * * * * インダストリィ 第5話 * * * * ラスカー 第6話 * * * * イクシア 最終話 メイジェル アバドン サマエル カスンテ セト EXCEED ムエン 飛焔 ギルディオン アスタルト 最終話・裏 撃鉄のカフィ 陽炎のプレイヤー 悪夢のミルル 魔神のインダストリィ 背徳のラスカー 禁獄のイクシア スピア